郡山青藍病院が専門とする病気|腰痛を払拭しよう

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痔と間違いやすいがん

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直腸がんは大腸がんのひとつで年々増加傾向のがんです。大腸は腹部の右側から始まり上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなります。大腸がんの中で頻度が高いのは、S状結腸がんと直腸がんになります。直腸がんの割合は大腸がんの2/5を占めます。大腸がんは男女ともに死亡者数が多く年間約45000人が亡くなっています。部位別のがん死亡者数の順位は、男性では、肺がんと胃がんの次に多い第3位、女性では第1位となっています。男女比では、男性の方が罹患率が高くなっています。直腸がんを含む大腸がんの原因としてあげられるのは、食生活の欧米化です。大腸がん増加の背景に動物性脂肪の摂取量の増加があると考えられています。魚の摂取や食物繊維の摂取は、大腸がんを予防するのに効果的と言われています。

直腸がんの症状は、初期ではあまり自覚症状は出ませんが、進行してくると便秘や下痢を繰り返す、便が細くなることや、腹痛、しぶり腹、血便などがあります。腫瘍からの出血が痔からの出血であると間違われることもあるので、出血した場合は自分で判断せずに病院で診察してもらいましょう。治療法は早期がんであれば内視鏡で粘膜切除術が受けられます。腹腔鏡下手術が行える場合もあります。ある程度進行していると開腹手術になります。直腸は骨盤内にあり、膀胱や子宮などの臓器の奥にあり周りに神経も多いので手術しにくい部位にありたます。直腸がんの部位によっては人工肛門を造設する必要もあります。術後は再発を防ぐために抗がん剤治療を受けることもあります。